ながいかいわ

やさいのこと、くだもののこと

実家のかぼちゃがすごい件

f:id:yucca:20130803235540j:plainf:id:yucca:20130803235549j:plainけいちゃんの実家では3年ほど前まで鶏を飼っていました。その跡地に毎年何かしらのやさいを植えます。今年はかぼちゃでした。青菜を沢山食べていた鶏たちは元気で、鶏ヒエラルキーに従って秩序よく走り回っていたのですが、彼らが残していった大きなお便りつまり糞が、数年経った今もいい働きをしてくれています。鶏が私達に与えてくれたのは卵だけじゃなかったようです。つくづく、ありがとうと思う。

写真は7月上旬に撮ったもので、つるが最も暴力的だった頃。小屋を飲み込む勢いでした。まだ若い、といっても、もう子供の頭くらいはある果実が付いていました。こうやって、生き物のサイクルの中で容赦なく育つやさいを見るのが好きです。つるのジャングルの中に沢山の虫や菌を抱えているのが小宇宙のようだし、そのうち話しかけてくるんじゃないかと思うくらいすごい存在感で、畏怖の念さえ感じます。

f:id:yucca:20130803235558j:plain7月下旬に収穫したうちの一つを、部屋の中で少し寝かせてから昨日、解禁しました。半分は塩蒸しに、半分は一般的な肉じゃがと同じ手順・味付けで、牛肉を豚肉に、じゃがいもをかぼちゃにかえて、煮ました。塩蒸しにしても、煮物にしても、ほくほくと粉質で、甘みは密度が濃くてなつかしいお菓子のようでもありました。どんな調味料がきても最後の一線は超えさせないと言うか、意思の強いと言うか、まったく媚びない、潔いかぼちゃの味でした。